白熱するポイント合戦

白熱するポイント合戦

激しい競争を勝ち抜くためにカード各社はサービスの充実に力を入れている。中でもポイントサービスではあの手この手でしのぎを削っている。カード利用でポイントを蓄積してそれに応じてさまざまな景品に交換できるサービスはポイントプログラムともいうが、景品にはマグカップからキッチンタイマー、パスポートケースなどの小物から図書券、商品券、旅行券までさまざまなアイテムがあって女性を中心に人気がある。しかし、このところ利川片の目は厳しさを増すばかりで、これまでどおり横並びのサービスを続けていたのでは、生き残れない。

新しく生まれたポイントサービス

そこで各社はポイントの魅力づけに躍起になり始めた。まず、有効期限の延長である。普通1年間しかない有効期限を2年に延長したり、クレディセゾンのように永久不滅ポイントで有効期限を撤廃するなどリスクを冒しても魅力をつけようというところがでてきた。

 

一度使ったポイントを再度使える復活ポイント」のようなサービスも現れた。次に還元率のアップである。平均は0.5%だが、誕生月プレゼントなどで1%を超える還元率を提供するライフカードや1%半ばの還元率を売り物にするGEカードなどもある。一方、オリコやポケットカードも高い還元率を自慢にしていたが、リニューアルを行い、以前に比べると条件が悪くなった。

 

このほかにポイントーマイル交換も人気になっている。これはカード利用に応じて累積したポイントを他社のポイントと交換する「ポイント移行サービスサである。自社で景品を用意するよりも他社のサービスを利用させた方が安上がりで、さらにポイント交換の対象先を増やすことで、顧客メリットを高めて囲い込みを強めようという戦略である。実際、利用者も選択肢が増えるので喜んでいる。最近は株式会社ジー・プランのポイント総合活用サイト「Gポイント」のようなものまで登場してポイント交換ブームを煽ることになっている。

 

また、電子マネーとの関係についてもクレジットカードからチャージするとポイントがっくケースが多いが、このサービスを停止しだのがJCBと三井住友カードだ。上限金利引き下げで収益の悪化が予想される中で、本業につながらなサービスはこれ以上できないと両者は撤廃に踏み切ったのだ。おかげでEdyを使ってマイルを大量に貯めていた陸マイラーたちはパニックに陥っている。この変更に伴って、EdX離れ、ANA離れが始まったともいわれるが、上限金利引き下げがポイントーマイルブームに水を差す格好になったわけで、身近なところにも影響が現れはしめた。

米民間情報機関StratforのWebサイトが2011年12月に不正アクセスされて顧客のクレジットカード情報が流出した事件で、同社のジョージ・フリードマンCEOはWebサイトに掲載した声明で事件の経緯を説明し、カード情報を暗号化していなかった過ちを認めた。1月11日付の声明によると、同社のWebサイトに対する不正アクセスが最初に発覚したのは12月初旬だったといい、フリードマンCEOは「事態が公になれば評判が傷つくことは分かっていた。さらに悪いことに、われわれはクレジットカードのファイルを暗号化していなかった。これは当社側の過ちだった」と振り返る。