系列によって違う会員獲得方法

系列によって違う会員獲得方法

クレジットカード会社は、カード会の数が多ければ多いほど、収益が上る仕組みになっている。これは会員からの年会費収入と、カード利用ごとに発生する加盟店手数料、リボルビング金利が、営業収益を支えるからだ。このカード会員獲得を行うのが営業の仕事である。営業部門の担当者は加盟店と協力して、カードサービスを充実させ、さまざまな形で会員獲得を展開している。

 

たとえば、消費者が「カードがあったら便利だな」と思うような瞬間に、手が届くところにカード入会申込書を用意する。最も身近な例として、申込書を飲食店などのレジ横にテイクワンボックス(入会申込書専用ホルダー)を置き、不特定多数の人々を勧誘する。

 

特に流通系カードは、スーパーや百貨店に独自の会員募集カウンターを置き、そこで集客を行っている。さらに、営業マンが提携先加盟店のイベント会場に出かけて行き、来店客に直接呼びかけることもある。これは信販系カード会社に多い。一方、銀行系カードの場合は提携金融機関に依帆して、そこの頂分社を中心に会員募集活動を行う。このほか携帯電話会社や英会話学校などを通じて通話料や授業料の支払いの際に、カード利用を勧めて会員を募ることもある。た、最近ではカード会社のホームページ上での入会申込も受け付けている。

 

会員獲得の際、最も重要なのは、カードに付与される特典である。特に、割引や高率のポイントを付け、利用金額に応じたプレゼントや海外旅行保険を自動付帯すれば、そのカードの魅力は大きく上がり、たくさんの会員を獲得することができる。

 

したがって、会員募集も呼びかけ続けるだけでは限界があり、やはり、経営企画との緊密な連携によるカードの魅力作りがポイントとなる。カード会社の営業マンは他社カードとの差別化を図るために、目玉となる特典サービスの開を目指し顧客からの情報収集に余念がない。

 

最近は若者の高速道路利用が増えているため、ETCカードを強化する動きもある。年会費無料のETCカードもあるので参考にしてみればいいだろう。

米民間情報機関StratforのWebサイトが2011年12月に不正アクセスされて顧客のクレジットカード情報が流出した事件で、同社のジョージ・フリードマンCEOはWebサイトに掲載した声明で事件の経緯を説明し、カード情報を暗号化していなかった過ちを認めた。1月11日付の声明によると、同社のWebサイトに対する不正アクセスが最初に発覚したのは12月初旬だったといい、フリードマンCEOは「事態が公になれば評判が傷つくことは分かっていた。さらに悪いことに、われわれはクレジットカードのファイルを暗号化していなかった。これは当社側の過ちだった」と振り返る。